塗装工事に関わる費用の構成
塗装工事に関わる費用の構成についてですが
- ・人件費(手間賃)
- ・材料費(塗料、塗装副資材)
- ・足場代
- ・会社の利益
この4つで構成されています。
人件費
人件費については手間を掛ければ掛けるだけ上がっていきますし、逆に手を抜けばたとえ同じ材料であっても全体の工事代金はお安くなります。
材料費
塗料については、種類は数千あり安いものから高いものまで存在しますので選ぶものによって単価が変動します。
足場代
足場代については、12万~20万円程度が多いですが、建物の構造や立地や作業性によって変動します。
また2024年4月からは足場の法改正が行われるため、この金額の1.5倍から2倍程度になることが決まっています。
時に足場代無料!足場代半額!などと謳われていることがありますが、あまりおいしい話には期待しないことです。
足場代のほとんどが人件費ですから、落としようにも落とせません。
誇大な営業文句にはご注意ください。
会社の利益
会社の利益については、15%から35%くらいの粗利が一般的です。
逆にこれくらいはないと継続運営していけないため、結果的には長いお付き合いが出来ない塗装店となってしまいます。
全国の住宅塗装の相場
110万円~200万円程度
と捉えていただければ大きくズレていないと思います。
※外壁の塗装だけなのか、屋根も必要なのか、目地コーキングの交換が必要なのか、そもそも下地修理(大工工事)してからでないと塗れないのかなど、
条件によっても変動しますのであくまで相場として適正価格を理解するつもりで捉えてください。